韓国でのワーキングホリデー
韓国でのワーキングホリデーが、韓流ブームの影響で高まってきています。
韓国でのワーキングホリデーは、1999年4月から実施されており、ビザも実質的に通年で発行されています。
資格は、申請受理時点で18~30歳(出発日の時点での年齢ではありません)、休暇が主たる目的であり、就労は休暇の資金を補うためのもの、そして扶養家族を同伴しないことなどが条件です。
滞在期間は、1年(韓国に最初に入国した日から1年間)で、就労に関しては同一雇用主のもとで3ヵ月以上働き続けることはできず、就学も最長3ヵ月となっています。
ワーキングホリデーといえば、オーストラリア、ニュージーランド、カナダが“ワーホリ御三家”と言われています。
人気の理由は、英語圏であること、ワーキングホリデー制度の歴史が長い国で物価もそれほど高くなく、比較的治安も良く住みやすいことなどでしょう。
一方、韓国でのワーキングホリデーはまだまだ少ないようです。
韓国への関心の高さに比べて、まだ韓国でのワーキングホリデーが少ないのは、情報量が少ないこと、現地のサポートやサービスがあまりないこと、アルバイト探しが難しいこととなどの理由が考えられます。
アルバイトは、時給が2500~3500ウォンと安く、生活費というよりはお小遣い程度に考えて、渡航前に生活費を確保しておいたほうが無難です。
現地での仕事としては、免税店の販売員や日本語教師などがありますが 、ある程度の語学力を要求される場合も多いようです。
韓国でのワーキングホリデーでは、下宿を利用するケースが多いようです。
平日の朝晩は食事が付き、バス・トイレ・洗濯機などは共同というのが一般的です。
韓国の学生と同じ屋根の下での下宿生活は、言葉の習得や生きた文化を知るためには、とても都合が良いと言えるでしょう。
韓国は物価が日本より安く、グルメやショッピングも楽しめます。
また、韓国語は、日本人にとっては比較的習得しやすい言語ですので 、ワーキングホリデーで渡航するには魅力的な国だと言えます。
ワーキングホリデーを検討しているなら、韓国でのワーキングホリデーも是非検討されると良いでしょう。