ワーキングプアを抜け出す方法
ワーキング プア(working poor)は、非正社員で正社員と同じように働いても収入(年収200万円以下の労働者は2006年には1000万人を突破した。)が極端に低く、生活の維持が困難な就労者のことです。
このワーキングプアは、先進国で見られる新しい種類の貧困として最近問題視されています。
ワーキングプアの世帯数は、増加の一途。
日本では、全体の雇用者の約3割が非正社員である。
2006年以降、社会問題化しており、この問題は、社会の構造的なものではないかといわれています。
企業は高い収益を上げたにも関わらず、常にコストを削減し、より強い競争力を得るため、正社員は減らし、安い労働力(非正社員でまかなえる業務は非正社員)でまかなおうとする。
このため、さらに、下請企業へのコスト削減も要求している。
この背景には、競争のグローバル化(低賃金の中国やインドなどが競争相手となる)が進み、下請企業へのコスト削減圧力が増え、特に零細企業への圧力により、ワーキングプアが増大しているのが現状です。
しかしながら、国は、頼りになりません。
個人で自分を守る、財産を守る知恵が必要です。
個人がこのワーキングプアから抜け出すには、自分にあった安定した収入を上げる方法を考えなくてはなりません。
では、具体的には、どうすればいいのでしょうか。
実行するには、本人の努力が必要ですし、簡単な方法などありません。
あったとしてもそのときだけで、長続きはしません。
継続した安定収入の道を考えましょう。
主は、他者と比較して差別化をはからねばなりません。
自分がなりたい、何かの教育訓練(資格や技能、技術を取得する)を受けることにより、他者とはぬきんでた自らの生産性を高めましょう。
企業は、常に優秀な人材を探しており、これが自分の強みになります。
プライド(誇り)がもてるようになります。
そこで、お金を蓄えながら、さらに、副収入を得る方法を考えましょう。
複数からの収入があれば、生活はより安定し、心も豊かになります。
例えば、パソコンを活用し、インターネットで、ブログ等から情報を発信し、その中から収益を得ることは可能です。
お金もあまりかかりませんし、好きな時間を利用して行なうことができます。
また、金融資産が増えてくれば、その資産を運用して、利益を得たりすることもでき、資産を増やしましょう。
支出の面からは、無駄な出費を減らすことが重要です。
お金は貸さない。
保証人にはならない。
詐欺や悪徳商法に気をつける。
など、支出を減らす工夫も生活の中に取り入れましょう。
この両面により、豊な生活が送れるようになります。
そのためには、目標、目的を決定し、具体的な行動指針を作成し、強い意識で行動していきましょう。
必ず、ワーキングプアから抜け出せます。