就職活動(添え状について)
添え状を履歴書・職務経歴書に添えましょう。
添え状は現在同封するのがビジネス社会の常識となっています。
就職活動でも同様です。
就職活動での添え状の目的は、社会人としてのマナーを身に着けていることを印象付け、良い印象をもって履歴書・職務経歴書を読んでもらうことです。
熱意を汲み取っていただく目的もあります。
添え状のある人と添え状の無い人とでは、全く同じ程度の方を選考で迷った際には、常識と熱意が伝わってくる添え状のある人を選ぶということがあると採用担当者の方もおっしゃっています。
さて、就職活動でだいじな添え状は元来、儀礼的なもので添付していたものですが、最近は添え状に「なぜ応募したか」「何ができるか」と言った自己PR文や志望動機を書き加えるのが一般的になってきていることを知っておきましょう。
以下に、添え状の作成時のポイントを記しておきます。
ぜひ、就職活動の参考にしていただければと思います。
1.添え状の書式は自由ですが、履歴書や職務経歴書と同じサイズを使用します。
2.履歴書等との統一感から、横書きにします。
現在では、パソコンで記載する方が多いようです。
3.添え状の日付には、提出日を記載します。
応募先の会社名の後に、「採用ご担当者様」などのように記載します。
4.ビジネスレター形式で記載します。
最初に、「拝啓」という頭語を用いてあいさつ文からはじめます。
文末は、「敬具という結語で締めくくります。」
5.本文の構成について。
①応募の挨拶求人情報を知った経緯(新聞名・日付など)を述べ、希望する職種を明確に記述します。
②自己PRと志望動機応募先にどのような利益を与えるか、経験や実績、能力などを簡潔にアピールします。
志望動機は省略しても良いのですが、応募先への職種の意欲と関心を具体的に述べるのも効果的です。
③送付物の案内と面接の申込み添え状の最後に、履歴書・職務経歴書を同封した旨を伝えます。
そして、面接の申込を丁寧に依頼します。