就職活動 グループディスカッションワークとは
就職活動をしていると、グループディスカッション、もしくはグループワークを選考に用いる企業が多くあることに気がつきます。
グループディスカッションとグループワークは、最近企業でよく用いられる選考手法で、エントリーシートを通過した就職希望者を、ここでさらに篩いにかけるわけです。
さて、グループディスカッションとは、提示された課題(例:リーダーに必要な資質とは)について4~6人程度の人数でグループを組んで話し合い、話し合いの中で、他人の考えを受け入れ、自らの考えを修正し、制限時間内により良い成果を作り上げる作業をいいます。
会社の会議やミーティンにあたるものです。
討議の様子から面接官は、個々人の価値観やコミュニケーション能力、人材タイプ等を評価していくわけです。
一方、グループワークとは、グループディスカッション同様、提示された課題についてグループで話し合い制限時間内により良い成果を作り上げる作業をいいます。
グループワークは、ワークシートが用意されていたり、発表形式が決められていたりなど、ある一定の制限条件が用意されていることがグループディスカッションとは異なります。
ただ、ほとんど両者に変わりはありません。
やはり、面接官は討議の様子から面接官は、個々人の課題解決能力やリーダーシップ、コミュニケーションスキルなどを評価していくわけです。
このグループディスカッションとグループワークは面接とは異なるのがお解かりと思います。
就職活動での面接は基本的に、採用担当者である面接官と学生との会話となりますが、グループディスカッションは学生と学生との会話になるのです。
このグループディスカッションとグループワークは、事前に練習をしておかないと中々うまく行かないのが実情です。
討議の過程が面接官の注目点であることを意識しながら、友人等と練習を必ずしておきましょう。
面接官に魅力的な人物に見えるように自分を演出することに留意しましょう。
また、当日は早めに行き、待合室でグループディスカッションやグループワークをする学生と仲良くなっておくことが、すごく大事なポイントとなります。