紹介予定派遣の仕事探し
かつては学校を卒業して就職してから定年まで働く終身雇用制度が主流でしたが、今は生涯で何度か転職する事は一般的になりました。
若い方なら終身雇用制度そのものを知らないかもしれません。
企業も人件費を抑えるため正社員の採用から派遣社員を活用するなど働く環境も今は様々になっています。
紹介予定派遣という言葉をご存知でしょうか?紹介予定派遣とは、正社員としての採用を前提に一定期間(半年以内)派遣社員として実務を経験した後に、企業と求職者の双方の希望が一致すれば正社員になれるという仕組みです。
平成12年の労働者派遣法の改正により解禁されて以来、その利用者は着実に増えており、エンジニアから営業、一般社員からマネージャー層と職種やポジションもどんどん広がっています。
紹介派遣なら実際に働いて仕事内容や会社の雰囲気などを確かめたうえで入社を決めることができるので、安心です。
更に、平成16年の労働者派遣法の改正により、派遣就業前の事前面接などが可能になると、その動きは更に加速しています。
厚生労働省の発表によると、平成17年度の紹介予定派遣で直接雇用に結びついた労働者数は、対前年比85.6%増を記録したというデータもあります。
紹介予定派遣は、採用する企業側にとっても、面接ではわからない求職者の魅力を知ることができるメリットがあり、求職者には実際に働いてみて仕事内容や企業の特性を把握したうえで、入社するかどうかを決めることができるため、転職後のミスマッチを防ぐことが出来ます。
緊張して面接ではうまく自分をアピールできないという人は、派遣期間中の働きぶりでアピールできるというメリットもあります。
現在では業種や規模を問わず、多くの企業がこの紹介予定派遣制度を活用しています。
正社員への転職でありながら派遣のメリットをも兼ね備えた紹介予定派遣は今、新しい転職スタイルとして注目を集めています。
紹介予定派遣の仕事探しなら、まずは派遣会社の門を叩きましょう。
向いている仕事がわからないという人には、派遣会社のコーディネーターがアドバイスしてくれます。
派遣会社のエントリーはWEBからも可能です。