就職活動 筆記試験について
就職活動筆記試験についての情報です。
就職活動における筆記試験は書類審査を通った人を更に絞り込むために企業が行う試験です。
早い時期から希望する職種の過去の問題を見て傾向を掴み、就職資料室の就職受験報告書を読んだりOBに直接聞いたりして最新の情報を得て対策を立ててください。
企業によって筆記試験の全体に占める割合はまちまちですが、筆記試験について合格しなければ面接などの次のステップに進むことは出来ません。
社会人としての最低限の学力試験(知識、常識、マナーなどを含む)、時事問題(特に経済問題)、業界関連問題に関する事は知っていなければならないでしょう。
就職を希望する分野が違えば就職活動における筆記試験の傾向もまた違ってくるのは当然です。
全く異なる複数の分野の就職活動をする場合にはそれに合わせていくつかの筆記試験の対策も必要になりますので、充分に考えておかなければいけません。
また一般的な対策としては新聞(特に日本経済新聞)、雑誌(経済専門誌、業界専門誌)、テレビ(時事ニュースと業界関連ニュース)、インターネットの業界関連ニュースなどは必ず行っておきたい最低限の就職活動における筆記試験の対策でしょう。
また筆記試験の一部にSPI総合検査(人事測定研究所発行)を代表とする適性検査があります。
適性検査とはマークシートタイプの筆記試験で、性格検査、職業適性/業務適性検査、言語能力(国語)検査、非言語能力(数的処理=数学)検査などを含んでいます。
また就職支援サイトも充分に活用してみましょう。
就職支援サイトの代表的なものにリクナビ、日経就職ナビ、毎日就職ナビ、ダイヤモンド LEAD就活ナビなどがあります。
代表的な就職支援サイトには登録をして、さらに自分が就職を希望する企業の就職情報、採用情報にも登録したり目を通したりしてください。
また学生同士の情報交換サイトとしてみんなの就職活動日記やJob Webなどの掲示板やメーリングリストにも参加して、生の情報に接することも就職活動の筆記試験に合格するための大事な対策です。
就職活動 お礼メール・礼状の書き方
就職活動で会社で説明会や面接を受ける際に、応募書類と共にお礼状を添えたり、説明会や面接受けた後にお礼状やお礼メールを感謝の気持をこめて出しましょう。
社会人となる人間にとって常識です。
お礼状を出す機会は、説明会の後にエントリーシートを貰ってそれを提出する時、健康診断書を提出する時、成績証明書を提出する時、履歴書を提出する時などあります。
企業側からみたら、見知らぬ人からいきなり履歴書が送られてきます。
当然だれからか、どんな目的で送られてきたのかわかりません。
ですので、簡単に自己紹介や希望動機などを一言添えるわけです。
こうすることで、どういう理由で送られてきたか分かってもらえます。
説明会や面接受けた後に、こういう機会に説明会の話を聞いて・・・と感じました。
ありがとうございます。
ありがたく思ってどうしてもお礼を言いたかったから書面であいさつしましたというのがお礼状を出す本来の目的です。
即、お礼状を出しましょう。
パソコンで作成したり、いまでは、メールで自分の気持を伝えることもできます。
ただし、手書きの方が情熱が伝わりやすいのも事実だと思います。
どうしても気になるのならば、正しい書き方でお礼状を作成すればいいと思います。
お礼状やお礼メールに書く内容は、社会人としての常識を見られるので、ビジネスレターの形式で書きましょう。
必要な項目として、提出年月日、あなたの氏名、会社名・担当者名、文頭は「拝啓」、文末は「敬具」、時候のあいさつ(企業にお手紙を書く時は、冒頭に「拝啓 XXXX、貴社におかれましては、ますますご発展のことと存じます」のような一文を入れます。
XXXXには、月ごとの時候の言葉、例えば、4月は、「陽春の候 春暖の候 麗春の候 春たわけな今日このごろ」) などを添えましょう。
また、敬称も気をつけて下さい。
貴社とか貴校とかの敬称や御中や様の宛名の敬称事です。
お礼状やお礼メールで一番大切なのは、お礼、感想、入社したい気持を自分の言葉で伝えることです。
自分の姿勢を示しましょう。
就職活動(添え状について)
添え状を履歴書・職務経歴書に添えましょう。
添え状は現在同封するのがビジネス社会の常識となっています。
就職活動でも同様です。
就職活動での添え状の目的は、社会人としてのマナーを身に着けていることを印象付け、良い印象をもって履歴書・職務経歴書を読んでもらうことです。
熱意を汲み取っていただく目的もあります。
添え状のある人と添え状の無い人とでは、全く同じ程度の方を選考で迷った際には、常識と熱意が伝わってくる添え状のある人を選ぶということがあると採用担当者の方もおっしゃっています。
さて、就職活動でだいじな添え状は元来、儀礼的なもので添付していたものですが、最近は添え状に「なぜ応募したか」「何ができるか」と言った自己PR文や志望動機を書き加えるのが一般的になってきていることを知っておきましょう。
以下に、添え状の作成時のポイントを記しておきます。
ぜひ、就職活動の参考にしていただければと思います。
1.添え状の書式は自由ですが、履歴書や職務経歴書と同じサイズを使用します。
2.履歴書等との統一感から、横書きにします。
現在では、パソコンで記載する方が多いようです。
3.添え状の日付には、提出日を記載します。
応募先の会社名の後に、「採用ご担当者様」などのように記載します。
4.ビジネスレター形式で記載します。
最初に、「拝啓」という頭語を用いてあいさつ文からはじめます。
文末は、「敬具という結語で締めくくります。」
5.本文の構成について。
①応募の挨拶求人情報を知った経緯(新聞名・日付など)を述べ、希望する職種を明確に記述します。
②自己PRと志望動機応募先にどのような利益を与えるか、経験や実績、能力などを簡潔にアピールします。
志望動機は省略しても良いのですが、応募先への職種の意欲と関心を具体的に述べるのも効果的です。
③送付物の案内と面接の申込み添え状の最後に、履歴書・職務経歴書を同封した旨を伝えます。
そして、面接の申込を丁寧に依頼します。