紹介予定派遣 面接
正社員としての採用を前提に一定期間(半年以内)派遣社員として働く事が出来る、紹介予定派遣は企業にとっても求職者にとっても便利な制度です。
以前は、法律上、紹介予定派遣は、特別な派遣形態ではなく一般的な派遣と同様に扱われていたので、事前面接や履歴書の送付は、派遣スタッフの特定を目的にした行為になるので、しないように努めることとしていました(労働者労働者派遣法26条7項)。
これに基づき、指針(派遣会社指針第2の11、派遣先指針第2の3)では、派遣会社及び派遣先に対して、派遣スタッフの特定を目的とする行為を禁止しています。
これに対し、改正労働者派遣法は、ミスマッチを無くし、より利用しやすくする為に、事前面接や履歴書の送付を可能としました。
さらに、派遣就業終了前に、直接雇用に係る意思の確認、求人条件の明示、採用内定を行うことが可能になりました(改正労働者派遣法26条7項から紹介予定派遣を排除)。
派遣として働いている期間が面接のようなものですから、以前は法律上でも必要ないという事でしょうか?派遣といっても将来そこの企業で働くことを前提として派遣されるのですから面接も重要です。
面接チェックポイント1
残業の有無や職場環境など気になる点を確かめます。
問題無ければ面接日時の調整を行います。
確認モレのないようにメモを作っておくと便利です。
面接チェックポイント2
派遣会社の担当者(営業スタッフまたはコーディネーター等)に当日の持ち物や心がまえなども聞いておきます。
面接チェックポイント3
面接する企業のホームページなどを見てどんな会社かリサーチします。
質問も少なくとも2~3は考えておきます。
面接時間に遅刻しないように、派遣会社の担当者との待ち合わせ場所や行き方の確認もしっかり行います。
面接チェックポイント4
派遣会社に渡した略式書(職務経歴書)の内容や、質問などについて打ち合わせします。
将来、そこで働く事を前提として派遣されるのですから事前の準備も怠りなく行って 自分が望む職場で働けるよう頑張ってください。