シニアアルバイト
シニアアルバイトという言葉をよく耳にするようになりましたね。
改正高年齢者雇用安定法が2006年4月に施行されるようになって、60歳定年制が廃止され、シニア世代の活躍の場が増えるようになりました。
シニアアルバイトは改正高年齢者雇用安定法という法の後押しだけではありません。
景気の好転で若者が企業に正社員として採用される機会が増えて、アルバイトの人材として確保しにくくなったことから、シニアアルバイトという雇用形態でシニアを積極的に雇うようになってきています。
また、年金や医療費、介護保険などの負担増によって、働ける間は働きたい。
社会との接点を持って楽しみながら働きたい。
というシニアの意識の変化もシニアアルバイトを希望する求職者が増える一因となっています。
シニアアルバイトの職種で多いのは流通業です。
コンビニ業界ではローソンがシニアのアルバイト採用に力を入れ始めたのは2006年からです。
まずは一部の店舗で実験的に始め、2007年6月から全国規模にシニアアルバイト雇用を広げました。
シニアアルバイトの採用を希望する店には「50歳からのアルバイト」と大きく書かれた募集ポスターを配布。
ファストフードでは、「モスフードサービス」は直営店約30店舗で60、70代のスタッフが約60名という勤務実績があります。
大手量販店ではイオングループのマックスバリューがシニアアルバイトの雇用に取り組んでいます。
シニアアルバイトを雇用してみると、シニアアルバイトは社会常識があり、基本的な接客マナーを教育する必要がなく、若いスタッフの手本にもなることや、シニアアルバイトがいることで店が高齢者が来やすい雰囲気になり、高齢者の客層が増えるという企業側の利点もあることが認められています。
シニアアルバイトをどこで探すかというと、シニアハローワークといわれる高年齢者職業相談室やジョブアイテムなどのフリーペーパーでもシニアアルバイト特集組むようになってきているようです。
高年齢者職業相談室
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/anteikyoku/ko-soudan/
紹介予定派遣 面接
正社員としての採用を前提に一定期間(半年以内)派遣社員として働く事が出来る、紹介予定派遣は企業にとっても求職者にとっても便利な制度です。
以前は、法律上、紹介予定派遣は、特別な派遣形態ではなく一般的な派遣と同様に扱われていたので、事前面接や履歴書の送付は、派遣スタッフの特定を目的にした行為になるので、しないように努めることとしていました(労働者労働者派遣法26条7項)。
これに基づき、指針(派遣会社指針第2の11、派遣先指針第2の3)では、派遣会社及び派遣先に対して、派遣スタッフの特定を目的とする行為を禁止しています。
これに対し、改正労働者派遣法は、ミスマッチを無くし、より利用しやすくする為に、事前面接や履歴書の送付を可能としました。
さらに、派遣就業終了前に、直接雇用に係る意思の確認、求人条件の明示、採用内定を行うことが可能になりました(改正労働者派遣法26条7項から紹介予定派遣を排除)。
派遣として働いている期間が面接のようなものですから、以前は法律上でも必要ないという事でしょうか?派遣といっても将来そこの企業で働くことを前提として派遣されるのですから面接も重要です。
面接チェックポイント1
残業の有無や職場環境など気になる点を確かめます。
問題無ければ面接日時の調整を行います。
確認モレのないようにメモを作っておくと便利です。
面接チェックポイント2
派遣会社の担当者(営業スタッフまたはコーディネーター等)に当日の持ち物や心がまえなども聞いておきます。
面接チェックポイント3
面接する企業のホームページなどを見てどんな会社かリサーチします。
質問も少なくとも2~3は考えておきます。
面接時間に遅刻しないように、派遣会社の担当者との待ち合わせ場所や行き方の確認もしっかり行います。
面接チェックポイント4
派遣会社に渡した略式書(職務経歴書)の内容や、質問などについて打ち合わせします。
将来、そこで働く事を前提として派遣されるのですから事前の準備も怠りなく行って 自分が望む職場で働けるよう頑張ってください。
紹介予定派遣 会社
紹介予定派遣会社は、あなたの派遣や転職をサポートしてくれる会社です。
あなたはこの会社に費用を払う必要はありません。
紹介予定派遣会社は、あなたが派遣された会社より、費用を貰います。
紹介予定派遣会社を活用するにあたってメリットが幾つあります。
一つ目のメリットとしては、キャリアカウンセリングです。
今回が初めての試みの方から何度か経験していて、今後のステップアップを含めて、あなたのキャリアについて色々と相談できます。
あなたの目標をかなえるにはどうしたら良いか?どの様なキャリアパスを描くのが良いか。
色々と普段考えている悩みを含めて相談してみましょう。
カウンセラーも様々な経験より、あなたに一番適していると思われるアドバイスをしてくれます。
時には、全く違った方向性を薦めまれることもありますが、一意見として、採る採らないは別として、ごんごの参考の為にも一通り聞いてみましょう。
新たな自分の発見があるかもしれません。
紹介予定派遣会社を活用する二つ目のメリットとして、コンサルタントによる面談があります。
一つ目と似ていますが、こちらは活動の進行等を手伝ってくれます。
面接の設定や、面接の練習、その他、転職や派遣の活動において、分からないことがある時は、色々な相談役になってくれます。
この類は回りの友達に聞ければよいのですが、内容が内容なので、こういうコンサルタントの様な第三者的な人に相談ができる環境というのは非常に重宝します。
紹介予定派遣会社を活用する三つ目のメリットして、交渉事のサポートです。
給与面、勤務地、希望日時、これらはあなたが受け入れ先の会社との面接で直接決めることですが、面接が終了した後でも紹介予定派遣会社の担当者より、再度交渉してくれたりします。
また、入社後の契約更新時の条件交渉等も同様に、あなたの交渉を手伝ってくれます。
紹介予定派遣会社を活用方法としては、今すぐにという方でなくとも、案件が見つかれば連絡してくれるので、登録だけ先にしておくのも一つの手です。